【実際の授業の様子】

成人年齢の20歳から18歳への引き下げを受けて、若者たちの理解と自立を促進する目的で「18歳成人について考える授業」が、千葉県内の一部県立高校で新成人を対象に実施されました。
授業の題材にもなった映画「18歳のおとなたち」は、18歳で大人になるとはどういうことか、大人と子どもの境界線を描き、若者たちの葛藤を描き、夢に向かって歩む実話をもとにした感動の青春ストーリーです。生徒たちは映画を通じて、成人としてのリスクや責任について深く考える機会を得ました。

授業前のアンケートでは多くの高校生が「当事者として何が変わるのか深く考える機会がなかった」「成人への不安を感じる」という方がいましたが、一方で「自由が増える」という楽観的に捉える意見もありました。
18歳で成人になる事について ｢前向き」に捉えている方もいれば、若者を脅かすリスクを考えず「未熟」｢無知｣と読み取れる内容も含まれており、教育者や保護者の方々にとっても18歳の成人について考える良い機会になりました。

そして映画視聴後のアンケートでは約90%の学生が「学びがあった」と回答し肯定的な感想が多く寄せられ親子の絆や社会との関係性についての認識が深まり、成人へのポジティブな捉え方が増えたことが伺えます。

様々な家庭環境において現在の状況が「当たり前ではない」と気付かせ、家族、仲間、推し、大切に想う誰かに改めて「ありがとう」と言えるキッカケになったので、これからの時代を担う18歳の若者たちを応援する為のイベントや取り組みを継続的に行う予定です。

映画「18歳のおとなたち」は今後も「エンターテインメントを通じて若者たちを応援すること目的」として積極的に活動して参ります。