Information
2023年12月11日
12月2日実施 先行上映初日記念舞台挨拶レポート

池袋シネマ・ロサにて12月2日(土)から2週間限定で先行上映されることを受け、公開初日に応援ゲストとして出演者が駆けつけてくれました!

登壇したのは、主人公マコトを演じた兵頭功海、教育委員会の職員を演じた久田莉子、カケルの母親を演じた金子みひろ佐藤周監督木谷真規プロデューサーの5名。

場内は 10 代~20 代の若い年齢の観客で満席となり、若い年代の関心の高さが伺える初日となりました!

木谷プロデューサーが観客に印象的だったシーンについて尋ねると、主人公マコト(兵頭功海)がシングルマザーの母親(中島知子)に「親ガチャ失敗だよ!」と言って家を飛び出すシーンや、ヒロインのスイ(三原羽衣)が18年ぶりに再会する母親(雛形あきこ)から真実を打ち明けられるシーンが、感動的な場面として声が上がっていました。これらのエピソードは、幅広い世代の観客に共感を呼び、制作陣の思いがしっかり観客に届いていることが感じられました。

また、新成人になる観客も多く、登壇者からは彼らに向けて特別なメッセージが贈られました。

◆兵頭「もしかしたら大人になるって我慢したり妥協したりする事が増えてしまうのかもしれません。成人すると自分で選択することが増えてくるので、自分が正しいと思う道へ前に向かって進んでいって下さい!」

◆久田「成人だからって頑張らなくて良くて、自分が毎日楽しく笑顔で心の底から楽しいなって思える時間を日々過ごすことができればそれで十分だと思います。」

◆金子「自分を楽しませて笑わせて、毎日を過ごして欲しいなと思います。失敗しても楽しんで、それを学びにして成長できると思います。」

◆佐藤監督「そのうち遊べなくなるので、今のうちに遊んでおいて、若いうちに死ぬほど遊んで、遊び疲れて お金が尽きたら仕事をするくらいでいいと思います。」

と、それぞれの言葉でエールを送りました。

そして、最後の挨拶では、 久田さんは「私は 18 歳の時に初めて東京に上京して、親元から離れて生活をして、初めて親の大切さを知りました。1 人では何もできない、でも 1 人で頑張らなきゃいけないと思うことがたくさん増えて、親に『ありがとう』や『ごめんね』とか、些細な一言でも家族とコミュニケーションが取れたりしたらいいなと思います」とコメント。
兵頭さんは「この映画は観る人によって価値観が全然変わる映画だと思いますが、どんな家庭環境でも母親と父親がいて、幸せでも幸せじゃなくても、その存在にちょっとだけでも感謝してみようと思ってくれたら嬉しいです」と締めくくりました。

暖かい雰囲気の中、新成人をはじめとする多くの人々にエールを送り、舞台挨拶は終了となりました。

scroll